債務整理で借金をなくす
|専門の弁護士、司法書士

債務整理の中で過払い金が見つかった!返還までの期間は?

債務整理の手続きの中で、利息の引き直し計算が実施されます。これは利息制限法を超える違法金利で利息の支払いを行っていないかどうかチェックするためです。普通、領収書などの取引履歴をすべて保管している債務者は少ないでしょうから、貸金業者に履歴の開示請求をします。そして引き直し計算を行って、もし過払い金のあることが判明した場合には貸金業者に返還請求を行います。まずは和解交渉を行って、双方折り合いのつかない場合には訴訟ということもあり得ます。

ところで過払い金の返還請求をして、実際に過払い金が手元に戻ってくるまでどのくらいかかるのでしょうか?これは早く過払い金を取り戻すか、全額過払い金を取り戻すか、どちらを重視するかによって変わってくると思います。和解交渉をする時に、貸金業者はこちらの提示した8割くらいの金額で和解してくれないかと持ちかけてくることが多いです。もしこの相手の提案を受け入れた場合には、裁判にならないので比較的スピーディに決着できるはずです。早ければ3か月くらい、かかったとしても半年後には手元に過払い金が戻ってくるはずです。

しかし中には過払い金を全額取り戻すことにこだわりたいという人もいると思います。この場合には、なかなか和解だけでは話がまとまらない可能性もあり得ます。その場合には裁判という形で相手と争うことになるかもしれません。裁判をすればもともと相手が違法なことをしているので、満額に近い回答が得られるでしょう。しかし時間がかかります。どんなに早くても半年程度、だいたい1年単位の争いになると思いましょう。

多少減額されても良いから早く手元に現金がほしいという人もいれば、絶対全額返還してもらうという強硬な態度の人もいるでしょう。どのような方針で債権者と交渉するか、代理人をお願いする弁護士としっかり話し合いをして、決めていくと良いと思います。代理人はクライアントの意向に従って交渉してくれるはずです。